私は風邪をひきません。
だからって、バカではありません。
扁桃腺が腫れて、高熱が出て、寝込む事はあります。
以前、初期型の本番前の小屋入りを、扁桃腺の熱で休んだ事もある、迷惑者です。
だけど、日頃風邪をひいた事はないんですよね。
以前『風邪をひかない』と、ブログで述べた事があるのですが
最近よく、思うんですよね・・・・
風邪をひくってどういうことなのか・・・・・
所謂、熱っぽい、咳が出る、倦怠感がする、悪寒がする・・・・等の症状だと思うのですが。
何だかいずれも、休んだり、約束を断ったりするにはイマイチ、パンチがないのです。
『前略、お風邪などひいていませんか??』
など、手紙の挨拶で始まる分には自然に感じますが・・・
『風邪を引きそうだから、今日は止めておきます』
とか
『こんな重要な仕事を任されている時に風邪なんか引いてられない』
なんて言葉は
『風邪』と言うよりは、自分の中にある、何か、弱い部分を指している気がします。
『風邪』って言葉は、自分の都合で解釈出来つつ、世間が容赦してくれる言葉として使われている気がして、私はうまく使えない。
むしろ
『糖尿の気がひどくて・・・・』
とか
『腎臓の数値が高くなってて・・・・』
とか
『ぜんそく持ちで吸入機を自宅に忘れてしまって・・・・・』
と言われる方が、ピンときます。
東洋医学で言われる未病、の様なもので
今後来る不安(体力でも精神的でも)を漠然と言っているのかな、と思ったりします。
もしかしたら、
私はダンスや、ソロなんかやっているから
『すみません、風邪っぽくて・・・』と言って本番を休む事が出来ないので
あまり使わなくなってきた言葉なのかも知れません。
なもんで
もし恋人に
『風邪がうつるとイケないからキスはしないでおこう(by ミスチル)』
なんて言われたら、病院に行かせて、何の数値が高いのか、はっきりさせると思います。
だめだこりゃ。