水曜はいつも午前ヨーガストレッチクラスを終えて、池袋の中華料理屋で昼ごはん。
今日のオススメ定食、レバニラ炒め定食を頼んだのだが
この「オススメされたものを食べる」事に大人になった感を得る。
私はなぜか昔から「ランチ」や「日替わり」や「オススメ」と言う食べ物が嫌いだった。
何で店の都合で勧められたものを食べねばならないのか!!
と憤りすら感じていた。
よい素材が入ったから??
だからなんだ!!
私は良い素材が食べたいのではない!!鶏肉が食べたいのだ!!
は?早くできるから?
いやいやランチは時間をかけてゆっくり食べたいのだ。
作るほうだって、ゆっくり作りたまえ。
なんだって
ランチじゃないもん、高いお金だしてるんだからとすら高校生ながらに思っていた。
だから友達達が
「わー、今日のランチって豚肉のジンジャーソテーだって〜」
と言ってたりすると
「なんだと?先までパスタが食べたいと言っていたではないか??
だからこのイタリアンレストランに入ったのだろう??」と思っていました。
「680円だってやす〜い」
とか
「わー、サラダがついているよ、スープもだ、すご〜い」
しかもびっくりするのが
「あ、プチケーキついてた。かわいい〜」
とケーキの小ささをも褒めてしまう友達たちに
踊らされている、踊らされているよ、厨房のやつ等に!!!
と本気で敵対してました。
だから、高校生の時にもランチではなく
ごるごんぞーらのふぃっとちーね、とかを高い金を出して食べていました。
でも最近になって思うのは
「踊らされているんじゃない。踊ってもいいと、思っているんだ」
と思うようになったのです。
だから、今日のオススメ定食
「まぁ・・・・・・ランチ・・・・・・食べてもいいよ」
「だって・・・・・スープついているし・・・・デザート(杏仁豆腐)もついているし・・・」
「680円だし・・・・」
と、ランチを食べる自分が許せる様になったのです。
大人になったなぁ、と思う。