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人は死なない  
と思わせてくれる、うちのおじさん。

血縁関係はないのだが、昔からうちの母のラーメン屋に出入りしているおじさんで、私が父親と慕っている人が、今日突然倒れた。

道端で人工透析に行く途中で倒れたようで、どうやら110番にかけた人がいて救急搬送されたようだ。

警察から朝連絡があり、病院に向かう。

脳幹梗塞。

昏睡状態、脳幹は呼吸や意識を司る最も大切な頭の中の一部。

おじさんは、口をぽっかりあけ、舌が既に巻いてしまって、喉が詰まっていたので、鼻からの呼吸。

呼びかけても『あー』とか『うー』とか。

腎臓癌もやっていて腎臓二つともなく。

お医者さんからは、昏睡状態での人工透析はかなり危険と言われた。

透析が困難であれば、透析はやめる、その場合、一週間しか生存しない、とまで言われた。

腎臓の手術で開腹した時も、驚くべき生命力で、術後すぐ、私と会話した叔父も、うーん、もはやこれまでか…と。

もし一命取り留めても、麻痺は残る。場合によっては、人工呼吸や延命処置。

事態は、重い…と思って入院の支度をして、再度病院に行ったら

目は開けてないが、おじは劇的に変化していて、『ここはどこなの?』と行って、笑っている。

舌も完全にクルッと丸まって、舌の裏側が見えていたが、今は舌の先が見える。

もちろんかなり言語障害はあるが、言葉を発している生命力に驚いた。

また動かないように梗塞着を着るのだが、自分の事態を飲み込めないようで、超人ハルクのように暴れ、医者看護師達に取り押さえられてる。

生きるって凄い。

おじさんは74歳、昔の人。
以前から、首を切られても、首が歩くのではないかと思う強さがあると思ってた。


早く良くなりますように。
- / comments(0) / trackbacks(0) / 根岸 由季  
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